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今年4月にスタートした「お城の下の子ども教室」。毎週末、小学生が楽しく勉強しています。2学期も色々なことをしました。
11月には「秋をみつけよう」と題して所外活動を行い、公園で集めた色とりどりの落ち葉を使ってそれぞれが自由に作品づくりをしました。
それから、先日の2学期最後の日には、本読み発表会を行いました。この日のために9月から練習してきましたが、詩を上手に暗唱できたり、読み方に強弱をつけるなど工夫をして読んだり、会話文に気持ちを込めながらスムーズに読めたりと、それぞれがこれまでの練習の成果を発揮することができました。また、上級生の司会、終わりのことばも素晴らしかったです。
発表の後は、お互いのがんばりを讃えながら、家族も交えて楽しい茶話会をしました。
2014年12月22日更新
「“すべての障害児に算数・数学を”めざす講座」第8回・第9回を行いました。
第8回は「小数と分数」、第9回は「お金と買い物」「とけい」の指導についての講義を行いました。
受講された方々の感想を一部ご紹介します。
■お金、四則計算などの教え方をメインで聞きたかったのですが、数そのものの学習や、分数などの話も聞き、自分の経験や知識で足りないものがわかりました。今後も勉強を重ねていきます。
■先生のお話はいつも子どもの立場に立っての話なので、本当に勉強になります。熱い思いが伝わってきました。子どもが分かるように教材や教え方の工夫をすることはとても大切なことだし、その方法をみんなが知って取り組めたらいいなと思います。関わっている仲間に伝えて、広げたいと思います。
■算数の文化背景を教えていただきありがとうございました。教えていただきましたことを子どもとの遊びの中で実践して楽しい時間を持つこともできました。
■毎回たくさんの資料を準備していただいて、貴重なお話をありがとうございました。資料をもう1回読み返し、授業に役立てていきたいと思います。
■数の入門期の子どもに、生活の中の数をどう伝えていくか。「教える」というよりは、子どもが気付いて、操作をして、考えるのに、どのような教材でどうしたらよいか。新しい視点をたくさんいただきました。
■わかる算数のための教材研究をものすごくされていることに感銘をうけ益々尊敬の念を深くさせられました。
■算数を歴史から学ぶとわかりやすいし、楽しいと感じました。今後も先生のお話を伺いたいと熱望します。
■一言ももらしたくないほど大切なお話で力になります。
第9回をもって本講座の全日程が終了いたしました。たくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。
今後も教職員や保護者の方々に向けた講座や講演会を企画していきます。
2014年12月15日更新
「“すべての障害児に算数・数学を”めざす講座」第7回を行いました。
今回のテーマは「かけざんとわりざん」。
受講された方々の感想をご紹介します。
■今日は、包含除のむずかしさをあらためて認識しました。こちらが簡単に教えられると思っていたことをあらためて吟味してみると、子ども達にとってはたくさんのハードルがあり、そこでつまずいている子どもがたくさんいると思います。
■他の先生の話を聞くことも大変勉強になりました。前回、それ以前の資料を買えるのもとても有り難いです。
■先生方のお話を聞いて、とても細やかなところまで子どもたちのことを考えられていてすばらしいと思いました。感動しました。
アンケートへのご協力、ありがとうございました。
2014年10月6日更新
先日、「すべての障害児に算数・数学をめざす講座」第6回を行いました。
今回の講義は「かたち(平面図形)」「空間と図形」「四則のまとめ」について行いました。
講義後の感想を一部ご紹介します。
■図形のことは一度も教えたことがありませんが、色々ヒントを得られたので良かったです。
■図形は理論が分かればストンと理解できる分野なのかなという気付きをいただきました。共に操作しながら楽しめる分野ではないかと思いました。
■今日のお話は、今受け持っている子どもとは少し離れていましたが、自分自身は算数・数学大好きなので、おもしろかったです。
アンケートへのご協力、ありがとうございました。今後の参考にさせていただきます!
2014年9月22日更新
8月25日、教育相談所フリースペースで小学生対象の夏休み図工教室を行いました。
1年生から4年生までの11名が参加。それぞれが一生懸命取り組み、持ってきた素材を流木にくっつけたり、紐を巻きつけたりして生き物や怪獣を作っていきました。
また、この日はNHKの取材もあり、図工教室の様子は「こうち情報いちばん」などで放送されました。
今年の夏休みは特に8月になってからは毎日雨ばかりでよさこい前夜祭も中止になるなど残念なこともありましたが、教育相談所では「高知城たんけん教室」「宿題教室」「図工教室」に参加してくれた子どもたちの笑顔がキラキラ、明るい夏休みになりました♪
参加してくださったみなさん、どうもありがとうございました。また来年お会いできることを楽しみにしています!
2014年9月2日更新
8月18日と20日の2日間、小学生を対象とした「高知城たんけん教室」を行いました。
「高知城たんけん教室」は、高知公園内の銅像や史跡をめぐりながら三択クイズに挑戦することで、子どもたちに高知の地理や歴史に興味を持ってもらおうと、教育相談所が企画したものです。
1日目は教育相談所を出発し、追手門→山内一豊像→板垣退助像→千代の像→杉の段の井戸→三ノ丸の丑寅櫓跡までのぼり、御台所屋敷跡を通って、すべり山や江ノ口川の方まで探検しました。大人の方々には懐かしい(?)板垣退助の百円札や藤並神社、高知市立動物園についても触れましたが、写真やイラストをたくさん使った解説に、子どもたちも興味津々。最後はすべり山の北でフズリナの化石さがしをして、1日目の探検を終えました。
2日目は、1日目のおさらいクイズをしながらのぼり、石の樋、桜の標本木、詰門に関するクイズなどを出題。お待ちかねの天守閣にものぼりました。
教育相談所に戻ってから、子どもたちには卒業証書(14ページの資料付!!)が渡されました。
子どもたちの感想
■6階(天守閣)の景色が良くて、楽しかった。
■お城の中が見れて、面白かった。
■フズリナを探すのが、楽しかった。
付き添い参加された保護者の方からの感想
■大人が見てもおもしろい紙芝居でした。
(※クイズ・解説が紙芝居風でした。)
■自由研究の題材が見つかったようで、とても良かったです。
今後も、子どもたちが楽しみながら学べる教室を企画していきます。
2014年8月26日更新
先日、「すべての障害児に算数・数学をめざす講座」第4回・第5回を行いました。
第4回は「2けたのかず・3けたのかず」「3つのかずのけいさん」「くりあがりのあるたしざん」について、第5回は「くりさがりのあるひきざん」「大きさくらべ(長さ、広さ)」についての講義を行いました。
講義後の感想を一部ご紹介します。
■原則を大切に、そして子どもたちを観察して、待つ。このことを大切にしていきたいと思います。
■来て本当によかったです。初心にかえったように思います。
■家庭でも、もっとおおらかに子どもをみつめて子どもと接してよいのだ、という気持ちになれました。ありがとうございました。
■量や単位は、とても複雑で難しいです。どれだけ日常生活の中でふれる機会を増やすかが大事だと思いました。
■数えひき、数えたしをすることからなかなか卒業できず悩み始めておりましたが、今日の講座のお話で、数えひきもどんどんさせて、これはなかなか大変だなぁと本人が思うきっかけまで待つことの大切さを改めて気づかされました。
2014年8月20日更新
7月27日、「子育てはよろこび」など多くの著書で知られる、聖カタリナ大学教授・山本万喜雄氏を講師にお迎えし、講演会を開催しました。
都立高校教員時代の話、特別支援学校の校長をされていた頃の話、子育て支援をするなかで経験した話など、ご自身の体験をユーモアあふれる語り口調でたくさんお話しくださいました。
教育相談所のホームページを見てくださっている皆様に、少しだけ講演内容を紹介したいと思います。
子育てでしんどくなってしまうお父さん・お母さんというのは、「まあいいか!」ができない、とてもまじめな方なのだそうです。
たとえば、お子さんが問題行動をした場合。「いま早い段階でこのような問題があるとわかってよかった」という風に捉えてみてください。そして、お子さんに「肯定・共感してあげる言葉 + but(しかし) 〜 」という声かけをしてください。だめなものはダメ!と一本筋を通してほしいのですが、基本的には肯定から入りましょう。それから、このような時こそユーモアは忘れずに!
ユーモアたっぷりの山本先生らしい、前向きになれる講演。質疑応答も和気藹々とした雰囲気で、あっという間の2時間半でした。ありがとうございました。
【講師略歴】1946年、愛媛県に生まれる。都立高校教諭を経て1974年より2012年まで愛媛大学教育学部に勤務。地域に根ざした子育て支援活動に関わっている。愛媛大学名誉教授。著書「えひめの教育 未来へのかけ橋」「共育はよろこび」「いまこの一冊」など。
2014年8月2日更新
6月21日、「すべての障害児に算数・数学をめざす講座」第2回を行いました。
今回の講義内容は、「5までのかず」「5までのたしざんとひきざん(合併、添加と求残)」「0と0のけいさん」について。今回も約30名の教職員や保護者の方々にご参加いただきました。
講義後の感想を一部ご紹介します。
■子どもの課題をきっかけとして参加させていただき始めましたが(中略)数学の文化を学ばせていただくことに楽しさを感じ始めています。
■自分でやってみる!ことがとても大事というお話にとても勇気づけられました。(中略)子どもが納得するまでじっくりとやっていきたいと思います。
■今日のテキストの中でタイルを用いた資料があり、1〜5までの数の量をつかませるのに、分かりやすく楽しい導入のヒントが見つけられそうです。
■具体的な教材などの紹介もしていただき、とても参考になりました。興味、関心が持てるような教材を取り入れることの大切さ、改めて学びました。
アンケートへのご協力、ありがとうございました。今後の講座の参考にさせていただきます!!
2014年6月23日更新